「せっかく見つけた自分の強み、どう活かしたらいいんだろう?」
そんな小さな問いかけから、人生は少しずつ動き出します。
あなたの一歩は決して大きなジャンプでなくても大丈夫。
日常の中で強みを意識するだけで、未来は自然と拓けていきます。
実は、ストレングス・ファインダーの診断テストを受けたあと、 「わたしはこういう資質があるんだ」と知って、そこで終わってしまう方は少なくありません。
でも、本当の意味での自己理解は、 その「知る」から一歩先へ。
「使ってみる」ことから始まるのです。
たとえば、新しいノートを買ったとき。
その表紙を眺めているだけでは、まだ何も始まっていませんよね。
最初の一行を書いてみてはじめて、 そのノートが自分だけの物語を刻み始めるように。
強みも同じです。
「知った」時点は、まだ扉が開いただけ。
そこに手を伸ばし、日常の中でちょっとずつ使ってみることで、 初めて命を持ち始める。
ストレングス・ファインダーの解説セッションでお客様と向き合うとき、 わたしはこう問いかけます。
「じゃあ、この強み、使ってみてますか?」
「どんな場面で活かしてますか?」
その問いに答えながら、みなさんの表情が少しずつやわらいでいく瞬間があります。
「あ、私こんなふうに無意識でやっていたんだ」
「これも私の強みの表れなんだ」
そう気づくときの小さな安心やよろこび。
強みを知るというのは、 自分を「研究する旅」でもあります。
観察して、試して、また振り返って。
繰り返していくうちに、思わぬ発見が顔をのぞかせたりします。
その発見が、成果につながることもあれば、 人生をもう少し楽しむためのヒントになることもある。
強みを「生きたもの」にするのは、 ほかでもないあなた自身なのです。
焦る必要はまったくありません。
小さなことからでいいんです。
「この強みは、今日どんな場面で出番があるかな?」
そんなふうに少し意識するだけでも、 ゆるやかに人生の景色が変わっていきます。
そのままのあなたで、大丈夫。
でも、せっかく持っている宝物を、 しまったままにしておくのはもったいない。
ほんの一歩でも、その強みを使ってみると、 きっとあなたの世界が少し温かく、しなやかに広がっていきますよ。
そして今、もし心の中で少し迷っているのなら、 そのためらいを越えてみてください。
あなたの強みは、待っているだけでは花開きません。
どんな小さな一歩でもいい。
前に進むことで、必ず次の風が吹きます。
その風に乗って、自分らしい未来を描いていきましょう。
さあ、ゆっくりでいい。
でも、その一歩を、一緒に踏み出してみませんか?
もし、このブログを読んで「わたしも自分の強みをもっと使ってみたい」と思ったなら、ぜひ解説セッションにいらしてくださいね。
一緒にあなたの資質をじっくり紐解きながら、日常の中でどう活かしていけるかを考えていきます。
ただ知るだけではなく、使いこなせる自分になるための小さなヒントや気づきを、そっとお届けできたら嬉しいです。
焦らなくて大丈夫。
あなたのペースに寄り添いながら、ゆっくり進んでいきましょう。
まずは一歩、その勇気を出してみませんか。