2020年代に入り、働き方改革やライフワークバランスが話題となるなか、「私ってどう生きたいんだろう?」と悩む人が増えています。
ストレスや不調を抱えながらも、「仕事や家族のために我慢するしかない」と思い込んでいませんか?
長年会社員として働いていた私自身も、周囲を優先して自分を後回しにしていました。
好酸球性副鼻腔炎や重度の気管支喘息、腰部脊柱管狭窄症など、心身の「疲れ」は見過ごせないほど大きくなっていたのです。
心の疲れは、身体も重くする
心が疲れると、身体までふっと重く感じることがあります。
私も、ほんの小さなことで胸がざわつき、「失敗したらどうしよう」「これで大丈夫だろうか」と考えすぎて、心が縮こまる感覚を味わってきました。
それは、秋のしめやかな霧が静かに心の奥を覆い尽くすようなもの。
呼吸が浅くなり、気力までしぼんでいきました。
でも、ある日ふと思いついて、心に耳を傾けてみたのです。
深呼吸して目を閉じてみた瞬間、「もう少し、ゆっくりでいいよ」という心の声が聴こえてきました。
その途端、肩に乗っていた見えない荷物が少し軽くなった気がしたのです。
苦しくなるほど考えが巡っていた私にとって、その言葉は小さな明かりでした。
「自己犠牲」の罠から抜け出す一歩
今こそ「自分の感情や体調に目を向ける」「本音を感じてみる」ことが大切です。
心が弱れば身体も弱ってしまう。
無理せず自分をそっと受け入れることは、甘えでも逃げでもなく、これまで頑張り続けてきた自分への深い敬意です。
私自身、「もっと頑張らなきゃ」「弱音を吐いちゃだめだ」と思い込んで心の声を押し殺してきました。
でも、少しずつ自分を許し、小さな気づきや変化を受け入れることで、心が軽くなっていきました。
強みを知ることで、人生は前向きに変わる!
私が大きく変われたきっかけは、友人にすすめられた「ストレングス・ファインダー」です。
- 自分の適性や資質が客観的に分かった
- 周囲の期待だけでなく、自分が「本当にやりたいこと」を選べるようになった
- 得意や不得意がクリアになり、自己肯定感がグッと上がった
今では、強みや価値観を活かして、心身ともに穏やかで前向きな毎日を過ごせています。
自分らしい人生を選び取るために
あなたが今、感じているすべての感情は、そのままで尊いものです。
ストレスで押しつぶされそうな時や、自己受容が難しい時でも、どうか忘れないでください。
雨の日があって晴れの日があるように、心も自然とバランスを取っています。
落ち込む日や泣きたい日があっても、それは心が壊れた証拠ではなく、自然な「流れ」の一部です。
誰とも比べず、押しつけられず、ただ自分のペースで歩み続ければいい。
ゆっくり歩いてもいいし、立ち止まって景色を眺めてもいい。
そうした自分を許すことで、心の奥に小さな優しい灯がともります。
まとめ|自分らしい一歩が新しい時代を切り開く
- 我慢や周囲に合わせすぎる日々から卒業する
- 感情や強みに目を向け、小さな声も大切にする
- 完璧じゃなくていい。弱い日があってもいい
- まずは今の自分にできることから始めてみる
現代は「自分の本音を大事にする生き方」がトレンドです。
心と身体の健康を守り、穏やかな幸せを呼び込むためにも、自分らしい一歩を踏み出してみませんか?
あなたらしく歩む毎日に、心からエールを送ります。