みなさんも、ふとした一言をずっと覚えていることってありませんか?
それが温かい言葉なら、年月が経っても心の中で支えになり続けることがありますよね。
私も会社員時代、20年ほど前のことです。
ある上司から「ようこさんは、要(かなめ)だよ。扇の要のような存在だ」と言っていただいたことがあります。
ちょうど私が事務局として全社横断の大きなプロジェクトを任されていた頃で、不安と緊張でいっぱいの日々でした。
そんな時にかけてもらったその一言。
優しいまなざしと共に受け取ったその言葉は、まるで心に灯をともすような温かさでした。
「見てくれている人がいる」
「認めてくれている人がいる」
そう思えたことで、私は大きく励まされ、さらに頑張ることができたのです。
その経験から学んだのは、人は「評価」よりも「承認」によって力を発揮できるということ。
「存在そのものが大切だ」と認められると、不安が薄れ、自分らしさを発揮できるのだと気づきました。
そして今の私がコーチとして「人の強みに光をあてる」ことにつながっているのも、この体験があったからかもしれません。
みなさんの心にずっと残っている“褒め言葉”はありますか?
それはどんなシーンでかけてもらった言葉でしょうか?
その言葉が、今のあなたにどんな影響を与えているか。
少し思い出してみてくださいね。
今日のまとめ
- ふとした一言は、年月を越えて力になる
- 人は「承認」によって自分らしく羽ばたける
- 自分が誰かにかける言葉も、相手を支える宝物になる
今日も一歩、自分にも周りにも優しい言葉をかけながら進んでいきましょう!!