先日の11月25日は、待ちに待った創業・新規事業構築セミナーの集大成となるプレゼン大会でした!
これまでの学びを事業計画:プレゼン資料という形に落とし込み、地域の専門家や支援者の方々の前で発表する、熱気あふれる一日でした。
会場には、市の職員の方や商工会議所、スタートアップ支援の方々もお見えになっていて、皆の熱意が未来の縁に繋がる予感にワクワクしました。
発表順は、公平にクジで決めるというフランクな形でスタートしました。
なんと、私が一番手!
少しドキドキしましたが、現時点で一番伝えたかった思いを胸に登壇しました。
私は長年、製造業の事務職として働き、重い病気や怪我を経験する中で、心身ともに限界を感じていました。
日々、会社の都合や家族のためばかりで、自分のことは置き去りにしていました。
そんな絶望的な状況で知人から紹介されたのが、ストレングス・ファインダーでした。診断テストを受けてみて、本当に「目から鱗」!
それまで自己嫌悪と自己否定の塊だった私が、「自分には良いところ、強みがあるんだ」と初めて知ることができ、人生が180度変わりました。

この原体験こそが私のミッションです。
私は、このストレングス・ファインダーを活用した若者向けのキャリア教育プログラムを提案しました。
現在、多くの若者が自己理解不足や強みを活かせないことで、強いストレスを感じ、就職後3年以内に離職してしまうという大きな問題に直面しています。
だからこそ、まずは高校生を対象に、強みを客観的に理解し、それが活かせる地域の企業や職種とマッチングさせていくのがよいのではないかと提案させていただきました。
彼らが安心して定着し、地域全体の活力に貢献できる仕組みを作りたい。
私の活動は、若者の流出防止と、地域の企業の人手不足解消に繋がると信じています。と締めくくりました。
持ち時間の5分をオーバーしてしまいましたが、精いっぱい頑張りました。
ほかの登壇者の方々の発表も素晴らしいものでした。
私だけでなく、登壇者全員が、それぞれの原体験に基づいた、地域愛あふれる事業を発表してくれました。
・地元の砂糖をメインにした、人と人が集まる温かいカフェの構想。
・深刻な空き家問題を防ぐための、相続専門の伴走支援。
・外国の方と地元のお店を繋ぎ、日本の文化やマナーを学ぶ交流型教室。
・十割蕎麦と地元の厳選食材で生産者と消費者をつなぐお店。
・遺伝子検査とモデル飲酒会を通じて、孤独を防ぎ、お酒との良い付き合い方を再発見するコミュニケーション支援。
・地域で発電した再生可能エネルギーを地域で消費する、地産地消の電力事業。
・在宅での生活を最後まで支えるため、介護保険の隙間を埋めるヘルパー・福祉タクシー事業。
・水回りのライフラインを支える配管業の技術継承と安心提供。
多様な職種でありながら、誰もがこの街を「安心」「元気」「未来」に希望が持てる場所にするという熱い思いを共有していると感じました。
登壇者みなさんとは、このセミナーで出会った同級生です。
この素晴らしい仲間たちとの横の連携を通じて、それぞれの事業が相乗効果を生み出し、地域に貢献できることを心から楽しみにしています。
誰もが自分の輝きを知り、安心して生きられる社会を目指して。
この一歩を踏み出せたことに感謝です!
このような機会をいただけたこと貴重な経験になりました!
大変ありがとうございました!!!



