毎月開催しているストレングスコミュニティ。
「ストレングス・ドリーム・ジャーニー」という小さな輪のなかで、昨日も、やわらかな光が差し込むような時間が流れていました。

「もし、自分が誰かの強みを持っていたら?」
そんな問いかけから始めた、ちょっとワクワクする冒険のようなワークをしてみました。
メンバーみんなでお互いの資質を交換してみると、普段は気づかない自分の中の「知らない自分」と、静かに出会うことができたのです。
「そうか、こんな力も持てるんだ!」と、誰かのアレンジ力や未来思考に触れた瞬間、「もっと自由に、もっと効率的に動いてみよう」という小さな勇気がふわりと心に灯りました。
逆に、自分の大切な収集心や内省の資質が、誰かにとって羨ましいものだと知ったときは、これまで自分を縛っていた心の扉がゆっくり開き、「発信してもいいんだよ」「アウトプットは悪くないよ」
と、自分自身にやさしい許可が降りてきたのです。
苦手な部分も、そっと映し出しながら。
ゼロからの発想に苦戦していたある人が、他者のアイデアに寄り添い膨らませる自分の強みを改めて見つめられたように。
「話しすぎちゃう自分がいる」
「空気を読みすぎて言葉を飲み込む自分もいる」
そんな正直な悩みも、やわらかな言葉でお互いが認め合いました。
人生は、自分が見せる部分だけじゃない。
まだ誰にも知られていない自分を静かに抱えているものなのかもしれません。
このコミュニティは、「強み」も「課題」もまるごと受けとめられる、ぽかぽかとした余白を持つ場所。
自分の資質を愛おしむ気持ち、そして他の人の資質にそっと憧れを持つ気持ちが、ちいさな化学反応となって、毎日の心をふわっと温めてくれます。
もし今、苦手や憧れを感じているなら、それをやさしく見つめてみてください。
あなたの中に、まだ知らない素敵な力がきっと眠っています。
ここは、あなたの「らしさ」も、まだ見ぬ可能性も、ぜんぶ抱きしめていい場所。
そんなふうに感じられる、心がほどける時間を、これからも大切にしたいと思います。
私も参加者のみんなも、とても楽しくて嬉しい時間でした。
笑顔があふれ、ほっと安心する、そんなあたたかい輪がここにあります。


