先日書いたブログ記事をお読みくださった方からこんな素敵なコメントをいただきました。
このコメントから過去の自分を振り返ることができました。大変ありがとうございます。
その心情を書き留めておきたいと思います。
ストレングスファインダーに出会ってから、どんどん輝いている ようこさんをみていると、本当に自己犠牲はいらないよね〜と思います!エールがすごく優しく届くように感じました!
今の職場は自己犠牲ばかりの人たち。他人が鏡であるならば、まだまだ自己犠牲してるのかもしれませんね…。
毎日、育児や介護に追われて「自分のやりたいことなんて無理」「家族や周囲のために犠牲になるのは仕方ない」と感じていませんか?
私もかつて、職場で同じような自己犠牲の空気に包まれていました。
みんな疲れて、生気がなく、どこかに諦めの気持ちが漂っているように見えたのです。
本当はやりたいことがあるはずなのに、毎日「仕方なく」仕事や家事・介護に向かい、与えられた役割を淡々とこなすだけ。
そんな姿を見ながら、私は「他人は鏡」という言葉に違和感を感じていました。
会社を離れて見えてきたこと
会社を退職して約1年半。
離れた今だからこそ、あの時は気づけなかったことが見えてきました。
「他人は鏡」という言葉は、
単に「相手が自分と同じ存在だ」という意味ではありません。
むしろ、他人の言動や姿を通して、自分の思考や感情が映し出されているということです。
たとえば誰かの姿が「自己犠牲的」に見えたとき、
それは相手だけでなく、
自分の中に残る自己犠牲の感覚が反応しているからこそそう映っている可能性もあるのです。
「自己犠牲」が日常だった私の体験談
会社員だった頃、仕事と家庭でバランスをとることに必死で、いつの間にか自分がすり減っていました。
ある日、保育園のお迎えの帰りに子どもが泣き出したとき、イライラしてしまい、自分は余裕が全くないことに気づきました。
「このままじゃ自分が壊れてしまう」と胸が締めつけられ、思わず涙が出そうになったことを覚えています。
友人には、親の介護をしながら「家族だから」と完璧を目指して自分の時間を削り続けていた人がいます。
そしてある時、「好きなコーヒーをゆっくり淹れる時間さえなくなっている」と気づき、毎日10分だけ自分の好きなことをする時間を作り始めました。
その小さな変化が、介護の日々の中にゆるやかな穏やかさをもたらしたのです。
セルフケアのヒント:小さな一歩から
- 朝、コーヒーやお茶を丁寧に入れて「自分だけの3分間」をつくる
- 今日のよかったことを1行だけノートに書く
- 子どもの寝顔や家族の笑顔を見ながら「おつかれさま」と自分に声をかける
- 困った時は「私が本当にやりたいことは何だろう?」と深呼吸しながら問いかける
- 「無理しない」「自分を一番大事にする」ことを許す
あなたへのメッセージ
無理して自己犠牲の気持ちを急にやめようとしなくても大丈夫。
まずは自分の思考や気持ちをやさしく観察し、そのパターンに気づくことが大切です。
その一歩が、心地よく自由な人生へのスタートになります。
あなたの内側が変わると、その優しさと本当の自分らしさが自然にまわりへ伝わっていきます。
焦らず、あなたのペースで心を整えてください。
人生は思考の積み重ねでできています。
思考を整えることが世界の見え方を変え、心の自由をもたらします。
その一歩を踏み出すあなたを、私は心から応援しています。
最後に問いかけ
今日、あなたはどんな「犠牲」を感じていましたか?
その思いにやさしく気づくことで、あなたの心や世界はどんな風に変わっていきそうですか?
最後までお読みいただきありがとうございました。